中国伝統医学療法『推拿(すいな)』について その3

●ほぐし整体

こんにちは。Re・楽 グループ 院長の稲葉です。

当店には肩こりや腰痛をはじめ、側湾症、変形性膝関節症、五十肩、頚椎症、椎間板ヘルニア、腕や指の痺れ、慢性的な頭痛、不眠症など、いろいろな症状や疾患を有するお客様にご利用頂いております。

推拿(すいな)の施術では、お客様の症状に合わせた「ツボ」を中国伝統医学の基礎理論に則り押していきます。

そこで、「ツボ」についてのお話です。

ツボは中国語で「穴」といい、重要なとか肝心なという意味のある言葉です。
日本語でも「話のツボ」など同じ使われ方をしますね。

中国伝統医学の概念で生命の根源となる「気」が存在して、その気が人体を流れる道を「経絡(
けいらく)」と言います。その経絡の上にある気の溜まる場所を経穴と言い、いわゆる「ツボ」になります。

経絡は人体の臓腑につながっていて、ツボを押して経絡を流すことで臓腑をバランスの良い状態に戻していきます。
「気」が元のバランスに戻る事が「元気」なのです!!

ちなみに、当店のコンセプトは「カラダほぐして明日も元気に!」なのです!!

ただし、このツボを正確にしっかりと捉えることはとても難しいテクニックです。
骨の出っぱりなど体表の標識を用いながら取る方法が中国の推拿教科書に示されています。
ひとつの例を挙げると天宗というツボですが、
「肩甲骨の最内側縁と肩峰を結んだ線の中点から肩甲骨の下角を結んだ線上の3分の1上部」
という感じです。これらの標識を触診していきながら正確に探していき、さらに押していく角度にも注意を払いながら的確にツボを捉えます。

当店のスタッフも何度も何度も練習を重ねながらツボを捉えられるようになっています。

小児のツボが書かれているテキスト

お身体に不調がある場合、お感じの不調をできる限り細かくスタッフへお伝えください。
お客様のお身体に合わせた最適な施術をさせて頂きます。

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