弊社が山形で推拿（すいな）という中国の伝統手技療法のサービスをはじめて20年が過ぎました。
1997年、はじめて訪れた中国で中医病院という東洋医学専門の病院を見学する機会を得ました。推拿科という中国伝統マッサージを施術する診察室には腰痛や五十肩、側湾症、膝関節症など運動器の疾患だけではなく、風邪や頭痛、婦人科疾患、小児麻痺など多くの患者さんで混み合っており、中医師という東洋医学のドクターが自らの手のみで治療をしていく光景に衝撃を受けました。そこから人体を自然界の一部として捉えて不調の原因はバランスの崩れであるとする中国医学理論に惹かれていきました。その後ご縁があって中国のたくさんの素晴らしい医師から指導を受け「中国の長年の歴史に育まれた手技療法を日本に伝える翻訳者であるなら」という条件で日本での推拿の施術を許可されました。その後も定期的に自分の技術が基本手法からズレていないかを確認しに中国の大学病院での研修を続けています。
人間が痛みや不調を感じるときは必ず原因があります。その多くは生活習慣もしくは先天的な筋骨格系の歪みや内臓のバランスの崩れによるものです。
推拿という施術を受けることで、お客様がご自身の歪みを知り日頃から頑張ってくれている身体へ感謝を伝えるきっかけとなれば嬉しく思います。
私たちRe・楽のセラピストは「健康を気遣えるもうひとりの家族のような存在」としてお客様の明日の元気をサポートしていきます。
